減加法の特訓
ぷりんときっずから減加法のプリントをダウンロードし、息子にやらせました。
http://print-kids.net/print/sansuu/kurisagari-hikizan/kurisagari-hikizan-normal7.pdf
例えば、こんな問題ですが、
12-5=
/\
10 ○
こんな感じで、回答します。
12-5=2
/\
10 7
「なんで、12-5が2なの?」と聞くと
「・・・・・・・・・・・・・」(無言)
本人には問題の意味が分からない。なんで、こんな事をやるのかも分からない。という感じです。
教え方に悩んだ末、 減加法の解き方を細かく分解して、教える事にしました。
(1)最初に、10の固まりとそれ以外に分解する問題を作り、やらせます。
12=10+○
17=10+○
これは簡単にできました。
(2)次に、10から任意の数字を引く問題をやらせます。
10-5=
10-8=
これも簡単にできます
(3)最後に、(1)(2)を合成した問題をやらせます。
12-5=【10+○】ー5=【10-5】+○=
17-8=【10+○】ー8=【10-8】+○=
合成した問題は、最初は意味が分からないという状態でしたが、(1)(2)のパターンと照らし合わせながら解き方を教えると、なんとか正しい解き方が覚えられるようになりました。
なぜ、減加法や減減法で問題を解かないと駄目なのか?(引き算を足し算で解いては駄目なのか?)という事ですが、繰り上がりの考え方を論理的に身につけるためだと思います。(繰り上がりの本質が理解できると、二桁、三桁の引き算もできるようになります)
【時間の引き算(60進法の繰り下がり)】
例えば、「 1分7秒-8秒= 」という問題の解き方ですが、
7秒から8秒は引けません。
そのため、1分から8秒を引き、最後に7秒を足します。
1分7秒ー8秒=【1分ー8秒】+7秒=52秒+7秒=59秒
これが60進法における減加法です。
減減法だと次のようになります。
1分7秒ー8秒=【1分7秒ー7秒】ー1秒=1分ー1秒=59秒
私たちが普段使ってるのは10進法なので、10の固まりを意識させて、繰り上がり、繰り下がりをさせていると思います。
息子に、この時間の引き算の考え方を教えると、「そういうことか!」と納得した感じでした。
本当に理解したかどうかは分かりませんが、何かの形で納得して、例題通り問題をとけるようになったので良しとしました。
ちなみに、減減法は、混乱しそうだったので、教えてません・・・
いいのかな??