減減法と減加法(繰り下がりのある引き算)
2週間、百ます計算の足し算のみをやって、ベストタイムが3分58秒。
4分を切るぐらいでした。
「すごい速いよ!毎日、特訓した結果だね」と息子を誉めて、何気なく表紙の裏の説明をみると・・・
【 目標タイム 2分以内 】 と書かれてました。
え?! 2分以内? 今、誉めたばかりなのに、「まだまだ遅い。もっと速く!」とは言い出せまんせん。
まだ1年生。これは見なかった事にしようと思い、引き算の勉強にはいりました。
【繰り下がりのない引き算】
最初、なかなかできず、指を使って引いてたので、足し算の逆だよと教えるとあっという間にできるようになりました。
例えば、7-4は、4に何かを足して7になる数を考えるんだよ(□+4=7となる□を考える)と教えました。
でも、これがいけなかった。。。
繰り下がりのある引き算で、息子を混乱させる原因となりました。
【繰り下がるのある引き算】
ここでつまずきました。
例えば、14-5は?と聞くと9と即答します。
足し算の逆をやっているからです。
しかし、繰り下がるのある引き算は、必ず10の固まりを考える減減法か減加法で解かないといけないらしいのです。
『減減法』
繰り下がるのある一の位において、引く側の数字を繰り下がりのない形に分解する。
14-5=14-4-1=(14-4)-1=10-1=9
『減加法』
繰り下がるのある一の位において、引かれる側の数字を繰り下がりのない形に分解する。
14-5=10+4-5=4+(10-5)=4+5=9
何故、このやり方で解かなければいけないのかは、おそらく10進法の理解を深めるためじゃないかと思ってます。
また、減加法は、3桁と2桁の引き算の考え方に使うので、覚えておく必要があると思いました。
しかし、我が子には、まったく理解できず、減減法や減加法のやり方だと解けません。
しつこく教えたら、「答えは合ってるのに・・」と途中ですねはじめて、まったく勉強なりませんでした。
このとき、親がとるパターンは
1,怒る
2.あきらめる。
3.もっと良い教え方を考える。
の、どれかになると思います。
私は1,2を選択しました。(怒ってあきらめる)
そんなやりとりを見ていた妻は、「喧嘩するなら勉強しなくて良い。馬鹿のままでいればいい。将来、馬鹿で就職できず、お金が入らなくても私は困らないと」と息子に言いました。
親が選ぶ第4のパターン「4.勉強を続ける事を説得する」の変形バージョンです。
(ちなみに妻は、早期教育には反対の立場で、私が学校より早く算数を教えているのを渋々承知しています)
母親が怖い息子は、「分かりました。勉強は続けます」と納得しました。
冷静になった私は、ぷりんときっずから減加法を印刷し、とりあえず減加法だけを集中的に教える事にしました。
仕事から帰ってから教えているので、時間の制約があるのが厳しいところですが。。。