小学校4年の算数の壁
算数検定の合格を目標に勉強してきましたが、9級はあっさり落ちました。
9級の範囲の勉強が終わったあと、9級の過去問を6回分やらせたら、ほぼ満点でした。
これで安心しきって、試験の2週間前は、ずっとわり算の特訓をしてました。
これが原因だったような気がします。
7歳ぐらいの年齢だと、学力は精神状態に比例する気がします。
安定して学力が高い子は、相当訓練(勉強している)されている子か、もともと能力が高い子だと思います。
うちのような通常の能力で、努力だけで勉強してた子は、経験値が低いため精神状態に左右されやすいと思います。(試験前に、過去問をやらせて試験に慣れさせないといけない)
少しだけ反省しました。。。。。
落ちたからと行って、もう一回9級を受けさせるのは、無駄な気がしたので、あっさりと8級の勉強に進みます。
それに、8級の内容は、息子の理解に時間がかかることが予想していたので。
8級で一番難しいのは、分数と小数の理解です。
理解のポイントはわり算です。
そこでわり算の強化のため、100マス計算のわり算を2週間やらせました。
結果、余りのある100マス計算のわり算は4分を切るところまできました。
わり算の計算でつまずく事がなければ、小数、分数の理解が早まります。
勉強を始めると、小数のわり算は、あっさりと出来るようになりました。
100マス計算の効果すげー。陰山先生ありがとー!
しかし、分数は時間がかかりました。
例えば、
2 1 1
- - - = -
3 3 3
これはあっさりできます。
1 2 2
1- - - = -
3 3 3
これが出来ません。
これを理解させるため、
1 4
1- = -
3 3
1 9
2- = -
4 4
といった、帯分数を仮分数に変換させる問題を20問ほどやらせました。
そのあと、逆の仮分数を帯分数に直す問題も20問ほどやらせました。
5 1
- = 1-
4 4
6
- = 2
3
これでほぼ、つまずきが無くなりました。
(40問程度でできるようになるのか?と思うかもしれませんが、2週間以上、時間をかけて説明しています。)
勉強を教えていて思ったのは、小数、分数は、1という概念をどれだけ理解できているか?という事です。
小学校1~3年までは、1は1個という理解です。
しかし、小数の考え方は、1は、1個ではなく、数直線上の1という位置です。
またわり算は、例えば、8÷4は、8個の中に4個がいくつあるか?(4が何回引けるか?)という考えではなく、
数直線上の8の位置を4等分した場合の直線の大きさはいくつか?という考え方です。
これが理解できると、例えば、1÷2は、
1
1÷2= - = 0.5
2
と理解できるようになります。
(数直線で、1の位置と0.5の位置と大きさで全て説明できます)
これが理解出来れば、4年生のつまずくところは、クリアできるのではないかと思います。
小数、分数は、息子にとって初めての大きな壁だった気がします。
(九九の壁は、低い壁でした・・・・)
あと図形の問題はまったくやってないのですが、4年生の図形は、どちらかというと覚える問題(辺や面の名称や面積の公式)なので、あまり力をいれませんでした
これが、また後日、失敗する事になりますが・・・・・
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