ムロパンダのパパ日記

子育てパパの備忘録(2009年生の子です)

減加法の特訓

ぷりんときっずから減加法のプリントをダウンロードし、息子にやらせました。

http://print-kids.net/print/sansuu/kurisagari-hikizan/kurisagari-hikizan-normal7.pdf

 

例えば、こんな問題ですが、

 12-5=
 /\
10 ○

こんな感じで、回答します。

  12-5=2

 /\
10 7

「なんで、12-5が2なの?」と聞くと

「・・・・・・・・・・・・・」(無言)

 

本人には問題の意味が分からない。なんで、こんな事をやるのかも分からない。という感じです。

教え方に悩んだ末、 減加法の解き方を細かく分解して、教える事にしました。

 

 (1)最初に、10の固まりとそれ以外に分解する問題を作り、やらせます。

 12=10+○
17=10+○

これは簡単にできました。

 

(2)次に、10から任意の数字を引く問題をやらせます。
10-5=
10-8=

これも簡単にできます

 

(3)最後に、(1)(2)を合成した問題をやらせます。
12-5=【10+○】ー5=【10-5】+○=
17-8=【10+○】ー8=【10-8】+○=

 

合成した問題は、最初は意味が分からないという状態でしたが、(1)(2)のパターンと照らし合わせながら解き方を教えると、なんとか正しい解き方が覚えられるようになりました。

 

なぜ、減加法や減減法で問題を解かないと駄目なのか?(引き算を足し算で解いては駄目なのか?)という事ですが、繰り上がりの考え方を論理的に身につけるためだと思います。(繰り上がりの本質が理解できると、二桁、三桁の引き算もできるようになります)

 

【時間の引き算(60進法の繰り下がり)】

例えば、「 1分7秒-8秒= 」という問題の解き方ですが、

7秒から8秒は引けません。

そのため、1分から8秒を引き、最後に7秒を足します。

 

1分7秒ー8秒=【1分ー8秒】+7秒=52秒+7秒=59秒

 

これが60進法における減加法です。

減減法だと次のようになります。

 

1分7秒ー8秒=【1分7秒ー7秒】ー1秒=1分ー1秒=59秒

 

私たちが普段使ってるのは10進法なので、10の固まりを意識させて、繰り上がり、繰り下がりをさせていると思います。

息子に、この時間の引き算の考え方を教えると、「そういうことか!」と納得した感じでした。

本当に理解したかどうかは分かりませんが、何かの形で納得して、例題通り問題をとけるようになったので良しとしました。

ちなみに、減減法は、混乱しそうだったので、教えてません・・・

いいのかな??

 

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