ムロパンダのパパ日記

子育てパパの備忘録(2009年生の子です)

九九の覚え方

九九の暗記についてですが、自分がどうやって覚えていたか、小学校2年生の時を思い出しました。

(そういや、一覧表を見て、音読してたなぁ・・・・)

 

ということで、ぷりんときっずにお世話になることにしました。

print-kids.netかけ算表をダウンロードして、一日1回、音読させることにしました。

ちょうど夏休みに入ったので、学校はありません。

九九の音読以外は、学童の自主学習ぐらいです。

 

【1週目】

1の段はすぐ言えたので、2の段から九九の音読をさせます。

一週間経った頃、問題を出してみました。

 

「ににんが?」 「4!」

「さんし?」 「12!」

「しろく?」 「30!」

「しろく?」 「30!」

 

「しろく?」 「・・・わかりません!」

3の段はなんとか覚えましたが、4の段以降は、まだ覚えられません。

 

妻に「このやり方で覚えると思う?」と聞くと、 「ぬるい。ぬるすぎる。一日1回で覚えるわけないでしょ。」と。

 うすうすは気づいていたのですが、一日1回じゃ無理みたいです。

 

【2週目】

次の週は、一日2回音読させることにしました。

一週間が経ち、問題をだしたところ、5の段まではなんとか覚えましたが、6の段以降は、あやふやです。

しかも、明日から二週間は、おじいちゃん家に泊まりに行く予定となっていました。

息子を送り出したあと、九九の覚え方について検索しました。

いろいろな覚え方がありますが、うちの息子に一番あってるのは、暗記カードじゃないかと思いました。

 さっそく作ってみようと、またまたぷりんときっずにお世話になります。

 

print-kids.net

【3週目】

二週間後、息子が帰ってきましたので、九九の練習を再開です。

九九の表の音読を1回、暗記カードを1回、音読させることにしました。

 

f:id:papa-panda:20160922090816j:plain

 

ところが、ここで問題発生です。

普通紙を二枚張り合わせた手製のカードのため、上手にめくれないと言われました。

仕方がないので、再度作り直しました。

 

f:id:papa-panda:20160922090844j:plain

 

ところが、今度は、カードを二枚いっぺんにめくった事に気づきません。

例えば、2×2をめくると、2×3も一緒にめくるので、「ににんが」「ろく」と言うように。

これはまずいと思い、答えのところに式を書いて、読み上げた問題と一致しているかを確認できるようにしました。

 

f:id:papa-panda:20160922091032j:plain

 

暗記カードの音読を初めて、3日目ぐらいからスムーズにめくれるようになったので、表の音読は止めて、暗記カードの音読のみを2回繰り返すようにしました。

慣れてくると、小学校の宿題でやっている算数カードの影響か、暗記カードを速くめくって、速く言います。

しかし、良く聞くと間違えて言ってるので、「全部覚えたら速く言ってもいいけど、今はゆっっくり、正確に」と教えます。

一週間がたち、確認してみると、6の段以降でいくつか間違えていますが、最後まで通して九九は言えるようになっています。

 

【4週目】

次の週は、6の段以降を2回音読させることしました。

一週間が経ち、確認すると、どうしても間違える箇所があります。

間違えやすい箇所は、6,7,8,9の組み合わせのかけ算です。

 

【5週目】

6×7と7×6,6×8と8×6は同じです。

そこで、下の10個のかけ算だけを繰り返し、1日3回音読させました。

6×6、6×7、6×8,6×9

7×7,7×8,7×9

8×8,8×8

9×9

一週間が経ち、確認したところ、全部言えるようになっていました。

九九の勉強を始めて、7週間(実質5週間)で九九を暗記できました。

 

【九九の覚え方】(ムロパンダ家の場合)

【1週目】九九表を音読させ、読み方を覚える。(1日1回)

【2週目】九九表を音読させ、覚える。(1日2回)

【3週目】暗記カードを使い、音読させる(1日2回)

【4週目】6の段以降を音読させる。(1日2回)

【5週目】覚えづらい10個のかけ算のみを音読させる(1日3回)

 

もっと効率的なやり方がある気がしますが、教える側(親)が理解していないと、こどもに教えられないので、我が家はこのやり方で良かったと思います。

 また、1日10回音読させたら、すぐに覚えると思いますが、1日10回音読するのは辛いです。

短い時間で覚えたものはすぐ忘れるので、長い時間をかけて覚えさせた方がいいのではないかと思います。

 

九九を覚えたので、記憶を定着させるため、再び、問題集に移行します。

 

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かけ算の基本と九九の練習

7月に算数検定が終わり、ひっ算も終わったので、いよいよ九九の暗記です。

そのまえに、かけ算の意味を教えます。

「かけ算は、ある数を、もう一方の数だけ繰り返し、足す事をいういんだよ。例えば2×3なら、2を3回、足すことなんだよ」と言いかけたら、

「もうー、知ってるよ。前に教わったから。」と。

そういや、前に教えてたな。


あ・・でも、これって早期教育の弊害で、授業を聞かなくなるヤツかもしれない。

「ムロ(息子)よ。算数の授業で、今みたいに「知ってるよ」とか「簡単すぎる」とか言ってないよな?」

「言ってません」(息子)

「大事な事だから、良く聞きなさい。学校では先生の話をちゃんと聞く。知ってる事があっても、もう知ってるよとか、簡単だよとか言わず、授業をまじめに受ける」

「はい、分かりました」(息子)

早期教育を行うにあたり、妻から「授業をまじめに聞かないようなら勉強は先に進められない」と厳しく言われています。

そのため、「先生の話を聞く」「授業中は喋らない」と何回か約束させています。

でも、こんな心配しているのは、うちだけなんだろうか・・

早期教育をしている他のお子さんはどうしてるんだろう。


ちょっと話がそれましたが、息子に再度聞いてみます。

「じゃ、3×3は?」

「9!」(息子)

「3×4は?」

「12!」(息子)

「3×8は?」

「・・・・・24!」(息子)

数が大きくなると、答えを出す時間はかかりますが、合っています。

でも、やはり九九を覚えないとこの先に進めません。

「今日から九九を覚えます。九九とは、かけ算を暗記することです。」

「暗記ってなに?」(息子)

「暗記とは覚える事です」

「なんで、暗記しないといけないの?僕、かけ算できるよ」(息子)

「九九ができないと、消費税の計算ができなくて買い物ができません。例えば、100円のものを買ったら消費税が8円かかります。200円買ったらいくらかかりますか?」

「16円!」(息子)

「では、600円買ったらいくらかかりますか?」

「・・・・」(息子)

「九九ができれば、「ろくは、しじゅうはち 48円」とすぐに答えがだせます。だから九九を覚えることが必要です。」

「分かった。覚えるよ。」(息子)

こうして、九九を覚える事がはじまりました。(次回へ続きます)

 

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11級算数検定 体験記(7月)

 

息子は学童で、「テストで名前を書かず、答えは全部合ってるのにゼロ点になった子がいるんだよ」と上級生に聞いたそうです。

 

そう、算数検定に合格するために、一番大事な事は名前を書くこと。

 

算数検定の過去問を買ってきて、回答欄をコピーし、名前を書く練習をしました。

試験問題には、名前、性別、生年月日、住所、アンケート(好きな教科や、試験監督からの宣言について)を書くことになっています。

一番難しいのは住所です。

しかし、小学校に入学した際、郵便番号、住所、電話番号が言えるようと、妻が息子に教えていました。(必要な時以外は、知らない人やお友達にも言わない条件付きで)

あとは、枠の中に書くだけです。

これが以外と難しく、一週間ぐらいかかりました。

もしかすると、低学年においては、足し算より難しいかもしれません。

また、アンケートの試験監督からの宣言についても意味が理解できないと思ったので、「試験前に試験監督が宣言を聞いたかどうかで、選ぶんだよ」と教えておきました。

( 宣言の意味も分からなかったので、「今から検定問題を開封します」と言うのが、検定問題を開けるという宣言だよ。説明しておきました)

 

さて、試験当日です。(7月24日(日))

ちょっと遠いですが、会場まで自転車で行きました。

会場が近づくにつれ、お母さんに連れられた小学生が増えてきます。

駐輪場に自転車をおき、会場に入りました。

間違えず席に座れるか心配だったのですが、教室には沢山の親の姿が見えたので、席まで同行することにしました。

中に入ると、小学校2,3年生ぐらいの子もいますが、明らかに保育園、幼稚園の子が・・・・

机を見ると、解答用紙はすでに机の上に配られており、住所、名前、受験番号を書いている親がいます。

親の代筆が認められてたのが、ちょっと想定外でした。(名前、住所が書けないと落ちるかも?と思い、かなり特訓してたので・・・)

「机の上には筆記用具だけおく。」「試験監督の言うことを聞く」の2点を守るように言い、会場からでました。

会場を出ると廊下には、沢山の保護者の方が立っています。

座る場所もないので、私も壁を背にして立ちながら、試験が終わるのを待っていました。

しばらくすると、会場から、4,5人、退出してきました。

出来た人から退出して良い時間になったようです。

息子もすぐに、でてきました。

 「出来た?」

「出来た」

「難しかった?」

「簡単だった」

「試験前に試験監督が「問題を開封します」という宣言しを聞いた?」

「いや、聞かなかったから3にした」

もしかすると、席に着くのが遅かったから宣言を聞けなかったのかもしれません。

息子の聞き逃しの可能性も否定できませんが。

 

家に帰り、採点するから問題用紙を見せなさいと回収すると白紙。。。

「なんで答え書いてないの?」

「だって、ここに書くんじゃなく、解答用紙にかかないと零点になるんでしょ?」

「いや、そうだけど、家で採点したら受かってるかどうか分かるから。」

「じゃ、次からはこっちにも書く。」

 

こうしてあっけなく、算数検定は終わりました。

 

さて、結果はこちらです↓

 

papa-panda.hatenablog.com

 

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ひっ算の引き算でつまずき

小学校1年の学習範囲の、

繰り上がりのない足し算、繰り下がりのない引き算

繰り上がるのある足し算、繰り下がりのある引き算

は、なんとかクリアーしました。

 

学習教材は、

1.エクセルで作成した自作のプリント

2.ぷりんときっず。

3.100ます計算。

4.計算基本トレーニング(受験研究者)です。

の4点です。。

 

一日の勉強時間は5分~15分ぐらいです。

計算基本トレーニング(受験研究者)ですが、本屋で探した結果、これが一番、分かりやすいので、これをメインに学習を進める事にしました。

www.zoshindo.co.jp

 

(妻には、計算ばっかりやらせるのはどうかと思うと言われましたが・・・)

 

小1の問題が終わったので、小2の問題にとりかかります。

3桁と2桁の足し算、引き算のひっ算です。

 

簡単に出来るようになるだろうと思ったら、3桁と2桁の引き算でつまずきました。

足し算はできるんですが、引き算ができません。

例えば、こんな計算ですが、

 01
 
- 38
----
  85

息子の答えは、


  
 1
- 38
----
 185


 01
 12
- 38
----
 095

 

同じように間違えるのではなく、違う間違え方をしています。

教えながら順番に計算させると出来るんですが、一人でやらせると、やり方を忘れて思いこみで計算してしまう。。。

 

どこでつまずいているのか、計算のステップを分けて考えました。

 

1.一の位を引く。引けなければ、十の位から10借りてくる。

2.その時に十の位を一つ減らして手書きで書く。

3.一の位の計算をする。

4.手書きで書いた十の位の数字から下の段の数字を引く。引けなければ、百の位から10借りてくる。

5.その時に百の位を一つ減らして手書きで書く。

6.十の位の計算をする。

7.手書きで書いた百の位の数字を書く。

 

減加法のやり方で解いていますが、「2.その時に十の位を一つ減らして手書きで書く。」を忘れたり、「4.手書きで書いた十の位の数字から下の段の数字を引く。」で手書きの数字の意味を忘れている事が分かりました。

 

間違えるポイントは、

・一つ減らして時に、手書きで数字を書くを忘れてしまう。

・手書きした数字の意味を忘れしまう。

 

自分の中で、「これはこうなんだ」という思いこみで計算しているのか・・・

1週間ぐらい教えたんですが、まったく出来なかったです。

 

そこで減加法から減減法に切り替える事にしました。

 

1.一の位をそのまま引く。引けない分があれば、10を足す。

2.引けない時は、十の位を一つ減らし手書きで書く。

3.手書きで書いた十の位の数字から下の段の数字を引く。引けない分は10を足す。

4.引けない時は、百の位を一つ減らし手書きで書く

5.手書きで書いた百の位の数字を書く。

 

このやり方を教えると、すぐに出来るようになりました。

先週の一週間は何だったんだろう・・・・

 

減加法の計算だと、

・足りない場合は、横線を引いて、一つ減らした数字を書く

・計算する。

・手書きの数字で計算する。

 

という順番ですが、減減法の計算だと、

 

・足りない場合は、足りない分に10を足す。

・10を足した場合h、横線を引いて、一つ減らした数字を書く

・手書きの数字で計算する。

 

となり、手書きで書いた数字の意味がすぐ分かるからのようです。

手書きで十の位の数字を書いて、一の位を計算したあとに、十の位を計算すると、手書きの数字がなんだったのか忘れてしまいます。

しかし、手書きで十の位の数字を書いて、そのまま、十の位を計算すると、意味を忘れません。

減加法でも、手書きで数字を書いたあと、すぐ計算させるステップにすればできるかもしれませんが、そこまで思いつきませんでした。

 

計算ばっかりやらせているから、考える力が弱いのか、記憶の保持力が弱いのか・・・

でも、とりあえず、ひっ算が出来るようになったので、かけ算に入ることにしました。

 

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費用対効果の高い早期教育

スポーツの世界で一流と呼ばれる人たちは、そのスポーツでの早期教育を受けてた人が多いと思います。

福原愛は、卓球選手のお母さんの影響で3歳9ヶ月から卓球

吉田沙保里は、3歳から父が開いていたレスリング道場でにレスリングを開始。

イチローは、小学3年生の頃から近くの公園で父親と野球の練習。

石川遼は、6歳の頃から父親とゴルフ練習場に通って練習。

 

そして、強烈に印象があるのが、亀田三兄弟

お父さんが、ボクシングの熱血教育をして、息子3人を世界チャンピオンにしています。

 

英検合格!、漢字検定合格!算数検定合格!と早期教育しているお母さんは、亀田三兄弟のお父さんとやっている事は変わりません。

(私自身は、自分の夢(子供をボクシングチャンピオンにする)に、まっすぐに生きられる亀田お父さんは、素直に尊敬できます。)

 

しかし、スポーツでプロになるには、相当な才能が必要です。

イチロー石川遼の陰には、何万人もの早期教育を行って芽が出なかった子供達がいます。

そして、芽が出てプロになったとしても、イチロー石川遼のように超一流の選手になれるとは限りません。

例えば野球では、平均的なプロ野球の選手寿命は平均9年です。

その9年で、サラリーマンの生涯年収の三億円を上回る選手はわずか二割程度です。

野茂やイチローのような超一流は、サラリーマンとは比べ物にならないぐらい稼いでいますが、それ以外の平均的な選手はサラリーマンより低い?!

 

小さい頃から練習して、プロになる夢を叶えるのは素晴らしい事です。

しかし、親としては、夢より、しっかりと食べていける生活の基盤を築いて欲しいと思います。

 

その点、勉強の早期教育であれば、例え超一流になれなくても、食べていける生活の基盤が築きやすく、選択肢の多い社会生活を営めるようになります。

勉強は出来ないよりは出来た方が、社会に出たときに、楽な生活が送れるようになります。

 

つまり、将来の事を考えれば、スポーツにかけるよりは、英検、漢検、数検にかけた方が、はるかに費用対効果が高いと思います。

 

また、数学が出来ると年収が100万上がるというデータもあります。

http://mathsoc.jp/publication/tushin/1804/1804nishimura.pdf

 

子供の年収が高ければ、親の援助が必要なくなり、親の負担が減ります。

老後の心配を考えるのであれば、子供には算数を教えた方が良いのではないかと思います。

 

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早期教育を行う理由

前回、「早期教育をするのは私がしたいから」と書きましたが、もう少し詳しく書いてみます。

数学検定のニュースが出たとき、うちの子にもやらせてみたいと思い、グーグルで数学検定について検索しました。

いろいろなサイトを見ましたが、一番良かったと思ったのがこちらのページ


数検グランプリ金賞,数検グランプリ,算数好きなゆきの部屋,ゆき,ゆきのHP,英才教育,早期教育,児童数検,数検,数学検定


お父さん(ぽんたさん)が息子くん(ゆきくん)の記録を残していたサイトです。

早期教育についての考え方、算数の教え方について、かなり参考になりました。

とくに、

・良い大学を出ればそれだけ選択肢が増える。
・小学校の教育は、みんなが出来るように一番低い子のレベルに合わせているので、普通の子のレベルには合わせてない。
早期教育には落とし穴がある。(勉強が出来る子の中に9歳頃から急に勉強が出来なくなる子がいる)

については、私もそのとおりだと思います。

前にも書きましたが、うちの子は普通レベルです。
ゆきくんとは比べものになりませんが、それでも、3ヶ月足らずで一年生の算数の勉強が終わりました。
おそらく、ほとんどの子は、訓練すれば出来ると思います。
早期教育のブログを読んでいると、小学校2~3年で、小学校の教育課程を全て終わらせている子が多いです)

それは、算数の勉強がある程度体系化されているためだと思います。

(私は公文式をやったことがなく、子供にもやらせた事がないので分かりませんが、ネットで調べる限り、公文式も教え方が体系化されて、普通のおばちゃんでも先生が出来、無理なく先の学習へ進められるそうです。公文式やらせたいなぁ。。。)

つまり、アホな父ちゃんでも、体系化された教え方をすれば、子供が分かってくれる。
そして、子供が賢くなる。
結果、父ちゃんが、嬉しくなる。

P(体系化された教え方)
D(教える)
C(子供の成績が伸びる)
A(父ちゃんが嬉しくなる)

PDCAサイクルの完成です。(違)

 

早期教育を行う理由は、息子が教えた分だけ伸びるから。。。もっとはっきり言えば、「親の楽しみのため」かもしれません。

 

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早期教育に反対な理由

 

一般的に早期教育に反対な理由を箇条書きにしてみました。

その1.普通で天才じゃない子は、費用対効果が悪い。

普通の子だと、ある程度の年齢に来たら分かる事でも、今教えたら倍の時間がかかる。

その結果、その2,その3となる。

 

その2.こどもの負担が大きい。

時間がかかる事をやらせるのは、子供のストレスがたまる。

「うちの子は勉強が好きだから大丈夫」と言うが、無意識のうちに親が誘導して言わせてるだけかもしれない。子供が小さければ、そんな誘導はいくらでも可能。

無理して背伸びしてもストレスがたまるだけ。

 

その3.親の負担が大きい。

先に進んでも、継続しなくては意味がない。

しばらくやらなければ、子供は忘れる。

学力を意地するためには継続しなくてはならず、それには親の負担が必要。

今やる必要はなく、受験を考えたとしても、小学校3年の三学期からで十分間に合う。

 

その4. 社会に出た時、柔軟な対応ができない。

目的のためにどういった努力をすればいいのかを考える事が大事。受験に受かるため、自分で参考書を選んだり、問題集を選んだり、自分に何が足りなくて、何を強化するのかを考える事も大事。

早期教育は、親が与えた問題をこなしているだけ。

実際に社会に出て問題がおきた時、どう解決するのか?考える力を奪っている。


その5.授業を聞かない又は他の子とトラブルになる。

人より先に進んでいると、授業を聞かなかったり、授業を馬鹿にするようになる。

それが早期教育が原因と分かると、先生は快く思わない。

また、出来ない子を馬鹿にしたりトラブルに巻き込まれやすい。

 

その6.才能が本当にあるのなら、早期教育なんか必要無い。

 

「子供の可能性を伸ばさなきゃ」とか言ってる親がいるけど、どんなに潰されても出て来るのが才能ってもんでね。そんな親や上司に潰されるくらいだったら、それは才能でも可能性でもない。(西原理恵子著 生きる悪知恵)

 

books.bunshun.jp

 

本当に出来る子なら、15歳の高校受験、18歳の大学受験で早期教育の子に追いつくし、抜かす。それが才能。

 

 

さて、うちのケースです。

妻が早期教育に反対な理由は、次の二つ。

 

1.「曇りなき眼で見定め」た結果、「うちの子は、平均レベル」

2.トラブルに合いやすい。

 

1.は、「うちの子は馬鹿じゃないけど、天才でもない。だから、早期教育は必要ない」という事です。

 

悲しいかな、普通の子。。。

 

費用対効果が悪く、親子の負担が大きい。ある程度の年齢で分かることを今やる必要はない。という事です。

友働きは、時間的制約が大きいので、子供にかけられる時間が限られています。

子供も学童から帰って来てから、学校の宿題(算数カード、音読、読書)をこなして、お風呂入ってと、寝る時間が遅くなります。

時間的余裕があればやらせてもいいが、今、無理にやらせる必要があるのか?という事です。

 

2.は、「学校で先生が教えるのに、親が先取りして教えるから授業を聞かない」というトラブルは良く聞きます。

早期教育系のブログでは、「うちの子には、その辺は理解しているようで、そういうトラブルが無く、他の友達の面倒も見るし、先生から誉められます」と言った記事を見ます。

でも、具体的に「親がどうすれば、そういう子に育つのか?」という話は見たことがありません。

 

そして、間違いなく、うちの子は「こんなの簡単な問題だよ!」「僕、二桁の繰り上がりの足し算、引き算出来るよ!」とでかい声で言って、トラブルに巻き込まれるタイプです。

いくら計算が速くても、小学生男子のアホさ加減を舐めてはいけません。

持ち物自慢と俺の方が強い自慢は、デフォで備わってます。

 

では、なぜ私が早期教育をしようと思ったのでしょうか?

 

一般的に早期教育をはじめる理由は、

 「将来の選択肢が増える」

 「あとで苦労しなくてもすむ」

 「勉強する習慣がつく」

等があり、必ず、「子供のため」というキーワードがつくと思います。


でも、本音は違うと思います。

 

「親がやりたいから、早期教育をやらせる」というのが本音だと思います。(うちは、そんな事はない。こどもが勉強が好きだからやらせてる。という意見もありますが、子供が小さければ、ほぼ、親の言う事を信じ、勉強が好きだと誘導されます)

 

私の答えも「わたしがやりたいからやらせる」です。

親にやる気がなければ、子供にもやる気が伝わらないです。

親の熱意が子供に伝わって、子供が頑張ると思うのです。

「子供のため」と言っても、こどもはなぜ自分のためか分からないと思いますし。

 

早期教育は、子供のためじゃなく、やりたい親のためにある。

これを自覚しておけば、子供に異変があった場合、すぐに早期教育を止めることができると思います。

子供のためと考えると、なかなか止めさせる事ができなく、子供が問題を解けないとイライラして、子供にあたり、精神的に良くない結果になると思います。

 

 

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